特定非営利活動法人はっちぽっち

私たちが住む地域社会を見渡してみると、住民同士のつながりは決して強固とはいえず、むしろ年々連帯感が弱まってきているとは言えないでしょうか？

このことは、最近の傾向として一般に、住民の生活スタイルが多様化してきたことや、転勤などによって住居地を移転する機会が増えてきたことに加え、「ご近所づきあいが何かと煩わしい」と敬遠する人が増えているなどの住民意識の変化が、近隣関係を希薄化させている要因としてあげられます。

しかしその一方で、周囲からの手助けを必要としている高齢者や障がい者、小さな子どもがいる世帯などが、いざというときに必要な援助を得ることができなくて、それが高じて、高齢者の孤独死や児童虐待につながる深刻な問題となる場合があります。

私たちは、行政とのパートナーシップの立場で、地域で生活している住民としての立場から地域のネットワークを活かし、これらの問題を解決していきたいと考えています。

私たちは、障がい者や高齢者、子どもはもちろん、地域に暮らすすべての人にとって、住みよい生活環境なのかどうかを地道に点検し、すべての人が人間としての尊厳を保ち、希望を持って生きられる「地域福祉」の社会の実現を目指します。
これらの目的を達成するには組織のＮＰＯ法人化が必要です。そのことで、組織の更なる自主的・自発的な運営を行い、非営利活動への理解と社会的認知を高め、支持を拡大することで安定した支援体制を確立し、中長期計画にのっとった発展的な活動を進めます。

以上、これらのことを実践するために、ここに、

特定非営利活動法人「はっちぽっち」を設立するものである。